毎日職場で顔を合わせることが人生の目標だった。まるで他人同士のように、何気ない朝の挨拶を交わし、同じ時間も共に働く。そして仕事以外では、まるで別人のように、愛を確かめ合う時間をたくさん過ごした。おかげで、夫と冷たい日々を過ごすこともなかった。彼は私の上司で、私のことを何でも知っていた。私の体、私の気持ち、私がどのようにオーガズムに達するか、私がどれだけ甘やかされるのが好きなのか、そんなことを彼はすべて知っていた。私は彼のことが大好きだった。彼が仕事をする時の真剣な瞳も、彼の笑顔も、彼のすべてが大好きだった。たとえそれが社会的に許されない「ダブル不倫」であっても、私たちの気持ちは繋がっていると思っていた。しかし、突然、全てを変える出来事が起こった。彼の「異動」。営業部の衰退の責任を問われ、いわば降格させられたのだ。彼は福岡支店という遠い場所へ…。私は、私の中で大きなものが壊れていくのを感じた。彼が仕事をしていないこと、そばにいないことなど想像もできなかった…でも、私は無力だった。二人とも禁断の境遇にいたから…私は自分の考えを整理し、彼を忘れなければならなかった…無理やり自分の中のブレーカーを解き、彼との繋がりを断ち切らなければならなかった。それでも…彼は何も変わっていないかのように私に触れ、私を探し続けた。私は必死に抵抗した。彼を憎むように、必死に拒絶した。それでも…彼は…彼は…もっと強く、もっと深く求めていた。どんなに私が意地悪しようと、それは薄っぺらな嘘に過ぎなかった。彼と一緒にいる喜びを忘れることはできなかった。彼の強く、激しく、荒々しく、残酷な愛撫は、私にさらなる快感を与えた。抵抗すればするほど、彼を憎みたくなり、彼の体が恋しくなり、彼のペニスが欲しくなった…「だめ…彼を愛している。でも、別れの日は近づいている。」