ロサンゼルスは初めてだった。兄を訪ねた翔太は、一人で街をさまよっていた。いつの間にか道に迷い、ホテルも見つからなくなっていた。パニックに陥り途方に暮れていると、金髪の女性が立ち止まり、声をかけてきた。「道に迷ったの?」と、突然の英語に驚いた翔太だったが、慌てて紙に書かれた住所を見せ、ホテルに戻りたいとジェスチャーで伝えた。「いい?一緒に行こう」と彼女は優しく翔太の手を取り、案内してくれた。まるでデートのように手をつなぎ、翔太の胸は高鳴った。道中、彼女はコーヒーを買ってくれながら「お兄ちゃん、可愛いね」と声をかけてくれた。ようやくホテルに到着。翔太は待っていた兄に事情を説明すると、兄は笑顔で「せっかくの機会だから、もっと近づこうよ」と励ましてくれた。彼女は全く気にしていないようだった。幸いにも、その日は道に迷ってしまった。これは私がロサンゼルスで過ごした忘れられない素晴らしい思い出です。
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